日本口腔内科学会雑誌
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症例報告
歯肉腫脹を初発症状としたクローン病の1例
角田 和之佐藤 英和石井 秀太郎小澤 夏生角田 博之中川 種昭
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2017 年 23 巻 2 号 p. 84-89

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抄録
クローン病は慢性の肉芽腫性炎症性疾患で,口腔に症状を伴うことがある。今回われわれは,歯肉腫脹が初発したクローン病を経験した。63歳女性で,歯肉腫脹を主訴に紹介受診した。経過中にアフタ性潰瘍,結節性紅斑が出現するもベーチェット病は否定された。その後,腹痛,下痢と体重減少があり,内視鏡検査にてクローン病と診断された。クローン病では口腔症状が先行することもあるため,口腔の腫脹,潰瘍病変の鑑別疾患として重要である。
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© 2017 日本口腔内科学会
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