抄録
本報では,ダイヤモンド研削式NC非球面レンズ研磨機と3軸双子型スモールツールの開発とその経緯について概説し,新型の2軸偏心量可変型スモールッールについて,その原理,構造,機能を詳しく述べた.次いで,これによる非球面研磨の検証として輪帯研磨,球面の放物面化について述べた.
非球面製作技術の研究は最近著しく進歩し,非球面の用途も拡大されてそれにふさわしい新しい方式が次々と実用化されつつあるが,人工衛星搭載用リモートセンシングカメラや天体望遠鏡のような大型で高精度の光学系への対応はまだ不十分と思われ,今後も精力的な開発努力が必要である.