2021 年 20 巻 2 号 p. 179-185
本研究の目的はインクルーシブな学校・学級環境の形成促進のために障害理解教育として統合的葛藤解決スキル教育プログラムを開発,実施し,その効果を検証することである。高校生181名を対象に50分1回の統合的葛藤解決スキル教育を実施した。データの分析の結果,統合的葛藤解決スキルの4つの下位尺度,児童生徒版障碍者に対する多次元的態度尺度の「自発的交流意識」は介入後に向上することが明らかになった。障害理解教育における態度と行動の双方への介入の重要性について考察された。