静脈経腸栄養
Online ISSN : 1881-3623
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特集:消化器癌手術後早期経口・経腸栄養の意義と成果
大腸癌手術後の早期経口摂取の取り組みとその成果
池永 雅一辻仲 利政安田 奈穂前田 梨佐浅岡 幸子西藤 絵美檀 信浩日浦 祐一郎安井 昌義宮崎 道彦三嶋 秀行
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2006 年 21 巻 3 号 p. 3_11-3_15

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抄録
大腸癌術後の早期経口摂取における摂食状況調査と早期経口摂取開始後のクリニカルパスでのバリアンス評価を行った。術後2日目よりゼリー食、術後3日目よりライト食としたところ、ゼリー食の摂取コンプライアンスが低かったが、安全性は確認できた。さらに術後2日目より固形食のライト食としたところ、摂取コンプライアンスは上昇し、食事開始後の縫合不全や誤嚥などの摂食による合併症はなく安全性も確認できた。術後早期経口摂取のためには、(1)外科手術の質を高めることで小腸蠕動を確保すること、(2)術後食欲不振時に対応するために摂食コンプライアンスのよい食材を工夫すること、(3)緩下剤の使用で吻合部に負担をかけないようにすること、(4)クリニカルパスを用いて管理評価することでその安全性を医療者(医師、看護師、栄養士)と患者のお互いが認識すること、いずれも大切な要素である。
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© 2006 日本静脈経腸栄養学会
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