日本小児外科学会雑誌
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直腸肛門奇形により発見された Mayer-Rokitansky-Kuster-Hauser 症候群の 1 例
大畠 雅之西島 栄治高見澤 滋堀内 淳伊勢 一哉佐藤 志以樹連 利博津川 力
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2002 年 38 巻 7 号 p. 1069-1073

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抄録

症例は1歳6カ月の女児で, 在胎38週, 2, 014gにて出生した.出生直後に脊髄髄膜瘤と直腸肛門奇形の存在に気付かれ, 生後1日目に脊髄髄膜瘤根治術とanovestibular fistulaの診断でカットバック手術が行われた.1歳3カ月時に瘻孔が前方に位置するため肛門形成術目的にて当科を紹介された.全身麻酔下の会陰部検査にて腟部分欠損が確認され術後超音波検査, CT, 瘻孔造影によりMayer-Rokitansky-Kuster-Hauser症候群に伴う直腸腟瘻と診断された.根治術は直腸腟瘻を分離し, 会陰部側約2cmを利用して造腟術を行い, 分離上部を用いて直腸肛門形成術を行った.

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© 2002 特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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