日本小児外科学会雑誌
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小児におけるエコーガイド下鎖骨下静脈カテーテル留置法の工夫
小倉 行雄堀澤 稔新實 紀二坪井 俊二植村 則久
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2003 年 39 巻 2 号 p. 193-197

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抄録
【目的】今日,小児科,小児外科の分野においてTPNや化学療法等,様々な目的で中心静脈カテーテルを留置する機会がある.しかし,我々は最近5年間に2例のpinch-off症候群が原因であるカテーテル完全断裂例を経験した.そこで,我々はカラードプラエコーを用い,合併症の起きる可能性の少ない穿刺法を考案した.【方法】使用したのはGE YOKOGAWA MEDICAL LOGIQ 400である.エコーガイドダイナミックイメージ下に22G,PTCD針にて鎖骨下静脈を穿刺した.鎖骨下縁より末梢側の鎖骨下静脈を確実に穿刺可能であり,pinch-off症候群は起き得ない方法と考える.【結果】当院においてその方法で穿刺を行った21例の経験を報告する.19別において本法で穿刺可能であり,合併症は認めなかった.新生児症例2例では困難であり,今後更なる改良が必要と思われる.【結論】我々は,カラードプラエコーを用いることで,より安全な鎖骨下静脈穿刺法を考案した.この手技はダイナミックイメージ下で穿刺ができ,合併症もない.
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