2016 年 52 巻 7 号 p. 1295-1298
【目的】重症心身障がい児(者)の胃食道逆流症(以下GER)に対する腹腔鏡下modified Nissen-Rossetti 法(Rossetti 法から食道裂孔の修復を省略した術式,以下Rossetti 変法)の短期的な成績を後方視的に検討する.
【方法】対象は基礎疾患を有する重症心身障がい児(者).嘔吐を主訴とするGER に対してRossetti 変法を行った18 人を対象とした.術後1 年目を過ぎた時点で嘔吐の再発があったかについて検討した.
【結果】18 人全員で嘔吐の再発は認めなかった.
【結論】短期的な検討では,Rossetti 変法は重症心身障がい児(者)の嘔吐を主訴とするGER に対して有効な術式である.