日本小児外科学会雑誌
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症例報告
非観血的整復後に若年性ポリープを内視鏡的切除した結腸結腸型腸重積症の1例
中島 雄大佐野 信行 武石 直大山﨑 麻衣鵜養 大輝塙 淳美高橋 成一鈴木 潤鈴木 保志朗
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2026 年 62 巻 2 号 p. 201-205

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抄録

腸重積症は小児救急の代表的疾患の一つである.その大半を占める特発性の回腸結腸型とは違い,結腸結腸型は先進部に器質的病変を有することが多い.今回,非観血的整復後に若年性ポリープを内視鏡的切除した結腸結腸型の腸重積症の1例を報告する.症例は7歳の男児.腹痛,嘔吐を主訴に救急外来を受診し,腹部超音波検査および腹部CTで結腸結腸型腸重積症の診断となった.高圧浣腸での非観血的整復を施行し,重積の解除は完遂した.病的先進部を疑う造影所見は得られなかったが,確認のため下部消化管内視鏡検査を施行したところ,病的先進部と推定されるポリープ性病変を確認し,内視鏡的に切除した.

結腸結腸型の腸重積症では初期治療として,一般的な腸重積症と同様に非観血的整復術が推奨される.整復後も病的先進部の存在を念頭に置き,早期の下部消化管内視鏡による精査および積極的な治療介入が必要であると考えられた.

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