スポーツ理学療法学
Online ISSN : 2758-4356
研究論文(原著)
プロサッカー選手におけるスポーツ関連脳振盪の既往とオフシーズン中のthe modified Balance Error Scoring Systemの関連性
飛田 広大芋生 祥之武井 隼児谷口 徹吉田 昂平内田 卓郎青戸 克哉小林 裕幸平野 篤
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ジャーナル オープンアクセス

2024 年 2 巻 1 号 p. 32-35

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抄録

【目的】スポーツ関連脳振盪直後の簡易的な姿勢制御評価として,the modified Balance Error Scoring System(mBESS)は最も用いられている手法である。一方,本邦において脳振盪の既往による姿勢制御への影響に関する調査は未だ少ない。したがって,今回はプロサッカー選手を対象にmBESSを実施し,脳振盪の既往との関連性を調査することを目的とした。

【方法】対象は健常なプロサッカー選手33名。脳振盪の既往がある選手を脳振盪群,既往がない選手を非脳振盪群とし2群に分類した。評価項目はオフシーズンにおけるmBESSとした。統計解析として,Mann-Whitney U testを用いて2群間の比較を行った(有意水準は5 %)。

【結果】群間比較において有意差は認められなかった(p=0.523)。

【結論】プロサッカー選手における脳振盪の既往の有無とオフシーズン中のmBESSに関連性を認めなかった。

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© 2024 一般社団法人 日本スポーツ理学療法学会

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