2027 年 5 巻 1 号 p. 1-8
【目的】高校男子サッカー選手を対象にトップチーム群とその他群の体格,体組成および身体機能を比較した。本研究は,高校サッカー選手のパフォーマンスを向上させるための資料となる。
【方法】本研究は横断研究である。対象はA高校男子サッカー選手とした。体格,体組成,身体機能を従属変数とし,所属カテゴリーによる群間差を多変量分散分析(MANOVA)で検討した。事後検定として,各測定項目をt検定で比較した。
【結果】MANOVAの結果,所属カテゴリーにおいて,従属変数に有意な差があった(p=0.018)。トップチーム群は,体重が重く,筋量が多かった。また,ジャンプが高く,スプリントが速かった(p<0.05)。
【結論】トップチーム群は,体重が重く,筋量が多く,ジャンプ,スプリント能力が優れていた。高校サッカー選手の体重を増加させ筋量を増やし,ジャンプとスプリント能力を上げることでパフォーマンスが向上する可能性が示された。