2017 年 39 巻 3 号 p. 227-230
背景.気道狭窄に対する気道インターベンションにおいて,手技中の換気不全が致死的な合併症となり得るため,そのマネージメントは重要である.症例.68歳女性.胸腺癌の圧迫,浸潤によって気管分岐部直上から両側主気管支に及ぶ高度狭窄があり,仰臥位では呼吸ができない状態であった.V-V ECMO下に高頻度ジェット換気法を併用し,Dumon Y-stent留置を行った.結論.V-V ECMOおよび高頻度ジェット換気法は,高度気道狭窄に対する気道インターベンションにおいて,有用な補助手段となり得る.