抄録
半乾燥地緑化に用いられている中国原産のサリュウ(Salix psammophila C.Wang et Ch. Y. Yang), ハンリュウ(S. matsudana Koidz.)と, 日本での緑化に使用されている日本原産のヤマヤナギ(S. sieboldiana Blume), タチヤナギ(S. subfragilis Andersson)の4樹種を異なる施肥条件下で育成し, 施肥が伸長及び肥大成長量, 現存量, T/R比に及ぼす影響を検討した。 中国原産のサリュウやハンリュウでは高濃度の施肥に対して, 日本原産のものと比較して良好な成長反応が認められた。 このことから, サリュウやハンリュウは日本原産のヤナギより幅広い施肥条件下での適応が可能であると考えられた。