日本緑化工学会誌
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論文
毛烏素砂地における Agriphylum squarrosum (L.) Moq. (沙米) の地下水位による発現頻度の違いと光合成特性
大藪 崇司戸田 健太郎水野 由芽中島 敦司
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2007 年 33 巻 1 号 p. 95-99

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抄録
中国内モンゴル自治区毛烏素砂地は,近年,牧民の過放牧などにより地表面の植生が荒らされ,砂が動かない固定砂丘から半固定砂丘,流動砂丘へと砂漠化が進行している。その半固定砂丘から流動砂丘にかけて植生分布が見られる A. squarrosum に着目し,地下水位からの比高と群落の発現頻度の関係を調べた。また,同一個体内で着葉位置が15cm, 30cm, 45cmと異なる葉の光合成能を測定した。その結果,地下水位からの比高で107cm から509cm の間で A. squarrosum は出現し,地下水位から327cm 以上離れたコドラートでは A. squarrosum のみ成立した。また,個葉レベルでの最大光合成速度は,地上15cm 葉が6.20μmol・CO2・m-2s-1,30cm 葉が5.59μmol・CO2・m-2s-1,45cm 葉が2.18μmol・CO2・m-2s-1と上部葉ほど減少した。
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© 2007 日本緑化工学会
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