日本緑化工学会誌
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技術報告
すき取り物を利用したのり面緑化工法
佐藤 厚子西本 聡
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2012 年 38 巻 1 号 p. 172-175

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抄録
積雪寒冷地における植生工は,低温,凍上,凍結融解,積雪および融雪などの過酷な気象条件下にあるばかりでなく,限られた工事期間での施工となり,必ずしも植物にとって良好な条件でののり面緑化施工とはならない場合が多い。一方,建設工事により発生するすき取り物は,在来植物の種子や根を含んでいることから,自然共生型緑化が可能な材料である。国土交通省北海道開発局においては,すき取り物を利用した施工は,標準的なのり面緑化工法となっており,その耐久性や効率的な施工法が求められている。そこで,すき取り物を施工した箇所について,緑化達成までの時間,のり面の状況など施工後の追跡調査を行い,北海道に適したすき取り物による緑化工法の適用性を明らかにした。
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