抄録
雑草抑制に適した不要植物材由来の木質チップ材 (チップ材) の敷き均し方法について検討するため,様々な方法でチップ材の敷き均しを行い,3年後にチップ材の分解状況と施工後に侵入した植物の組成や現存量を比較した。敷き均しに使うチップ材の粒径,チップ材敷き均し後の砂散布の有無,敷き均し後の転圧の有無の組み合わせにより,6つの敷き均し方法が採られた。植物現存量が無施工 ( 裸地) と同等以下であったのは,細かいチップ材を用い,転圧して,砂散布を行う方法であった。この方法により,チップ材層の通気性が低下し,土壌生物によるチップ材の分解が抑制され,植物の生育が抑制されると考えられた。