抄録
メガソーラー発電施設では,発電効率を保つために雑草対策は重要な課題となっている。施設特有の課題に対して有効な雑草抑制資材の 6種類を選定し,山間部の切盛造成地および臨海部の埋立地の 2か所で,その性能を検証する実証試験を実施した。調査では,2年間のモニタリングを行い,年間当りの刈込回数と刈草重量を測定した。その結果,防草シートは雑草がほとんど生えなかった。また,センチピードグラス改良種,コウライシバ改良種,木片コンクリートは,刈込回数と刈草重量が同程度で,砕石や土壌改良材に比べて優れていた。これらの結果を基に,メガソーラー事業期間中(25年間)の雑草対策費のライフサイクルコストを検討し,無対策と比較した場合の評価を行った。