日本緑化工学会誌
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技術報告
桜島における導入外来牧草類の変遷と種子繁殖特性
近藤 賢太朗内田 泰三田中 淳
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キーワード: 外来種, 出穂, 逸出, 施肥量, のり面
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2017 年 43 巻 1 号 p. 207-210

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抄録
外来植物の長期生存は,その逸出リスクを高めることになる。しかし桜島では,降灰等に伴う土壌の貧栄養化によって,導入された外来牧草類が極めて速い速度で衰退・消滅し,また,種子繁殖も抑制されていることが示唆されている。そこで筆者らは,既往の報告と同様,桜島における導入外来牧草類の変遷と種子繁殖特性について再調査した。その結果,本研究においても同様の結果が得られた。つまり,導入外来牧草類は緑化施工後 4年ほどで衰退し始め,ススキに移り変わる。さらに,導入外来牧草類は施工後 6年で完全に消滅し,出穂もほとんど確認されなかった。一方,同変遷には,土壌の貧栄養化が影響することも,本研究の栽培試験から示唆された。
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