日本緑化工学会誌
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技術報告
道路事業における環境保全措置を行う際の効果的な表土保管方法
長濱 庸介大城 温井上 隆司
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2017 年 43 巻 1 号 p. 306-309

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抄録
道路事業は施工に必要な期間が長期に渡ることが多いため,環境保全措置として表土移植を実施する際には,一時的に表土を保管する必要が生じる場合がある。しかし,表土の効果的な管理方法については,これまでに具体的な知見が見られない。そこで,複数の異なる管理方法により,一定期間保管した表土を用いて播き出し試験を行い,植物の出現状況を把握した。その結果,いずれの保管方法においても希少種が出現すること,また土嚢袋に入れて保管する方法は,出現する種数や個体数が低下する傾向であることを確認した。なお,本試験はモニタリングの中間段階であり,今回得られた知見については,引き続き検証を行う必要がある。
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