2019 年 45 巻 1 号 p. 141-144
北海道羅臼地域治山緑化において,自生種と外来種を混成 した方法と自生種のみを使用した方法 2 つの事例について施工後の調査を行った。その結果,自生種と外来種を混成した事例では外来種の播種量や生育型についての検討が必要であり,自生種のみ使用事例ではクサヨシの植被率が大きく侵食・表層崩壊抑制効果が高く地域に適応した治山緑化方法と考えられた。また半低木イワヨモギが他植物との光競争にも耐え,根系が木質化するなど緑化用植物として適した性質であることも明らかとなった。