日本緑化工学会誌
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技術報告
セダム属植物と焼成焼却灰を組み合わせた雑草防除法の検討
稲垣 栄洋藤岡 伸吾小笠原 勝
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2019 年 45 巻 1 号 p. 145-148

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抄録

緑化用植物を活用した雑草防除では,緑化用植物がマット状に全面被覆するまでの雑草の侵入が問題になる。そこで,緑化用植物として乾燥条件に強いセダム属植物と,水分を吸着し土壌を乾燥条件にする効果を有する焼成焼却灰の施用を組み合わせた雑草防除法を検討した。焼成焼却灰を25%土壌に混和すると乾燥により雑草の出芽は抑制された。セダム属植物であるタイトゴメとメノマンネングサは焼成焼却灰を25%加えた場合,生存率は低下し,植被率は小さかった。他方,メノマンネングサとヒメツルソバを混植した場合に,メノマンネングサ,ヒメツルソバそれぞれを単植した場合に比して,生存率は高まり,植被率も高く,緑化が可能であることが示唆された。

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© 2019 日本緑化工学会
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