日本大学生物資源科学部くらしの生物学科
2019 年 45 巻 1 号 p. 240-243
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海浜植物ハマボウフウは,保全が必要な植物の一つであるが,発芽率が非常に低く,また発芽までに長い時間を要することが知られている。そこで本研究では,組織培養技術を利用した大量増殖方法を確立するため,まず種子を表面殺菌し,無菌播種をすることで無菌植物の調製を試みたところ,種子の表面殺菌処理をすることで発芽率が向上した。また砂耕栽培の個体植物葉を殺菌し,カルス誘導を試みたところ,葉身よりも葉柄の方がカルス誘導されやすいことが明らかとなった。
緑化工技術
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