日本緑化工学会誌
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論文
アカマツ・コナラ主体の地域性苗木による植栽11 年後の盛土法面における成立林分の特徴と構造
小宅 由似今西 純一石原 一哉柴田 昌三
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2019 年 45 巻 1 号 p. 3-8

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抄録

1996 年以降,生態系や景観の保全を目的とした地域性苗木による植栽施工事例がみられる。本研究では,新名神高速道路沿いの盛土法面を対象地として,地域性苗木による植栽11年後の林分構造を明らかにすることを目的とした。調査プロット(合計300 m2)内で合計29 種の植物を確認した。このうち木本は14 種であったが,毎木調査の対象となる1.3 m 以上の木本は4 種のみであった。最大樹高は7.32 m(アカマツ),平均樹高は4.18 m であった。林分構造の指標として樹高階分布をみると,上層をアカマツが,下層をコナラが優占する2 層構造が確認された。現時点ではアカマツ及びその下枝による他の植物の被圧が考えられたが,下枝の落下やアカマツの衰退による将来的な光環境の改善が予想された。

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© 2019 日本緑化工学会
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