日本緑化工学会誌
Online ISSN : 1884-3670
Print ISSN : 0916-7439
ISSN-L : 0916-7439
論文
屋上緑化芝地における大気汚染に関わる元素量の経年変化
黒沼 尊紀久保 堅司信濃 卓郎石原 竜彰孔 大徳東島 一成安藤 匡哉渡辺 均
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 45 巻 1 号 p. 33-38

詳細
抄録

本研究では,屋上緑化芝地における大気汚染に関わる14 元素の経年変化を調査した。その結果,コウライシバ(以下,シバと表記)の全元素濃度は施工後,上昇しており,シバおよび有機物層に含まれるTl を除いた元素量についても,施工後増加した。これは,シバに沈着した元素がサッチとして有機物層に蓄積したためと考えられた。さらに,屋上緑化芝地の単位面積当りのCd,Pb,Ni,Cu,Zn,Ag 量が,施工後上昇することが明らかとなった。以上のことから,屋上緑化芝地は大気浄化能を有することが示された。

著者関連情報
© 2019 日本緑化工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top