千葉大学大学院園芸学研究科
千葉大学園芸学部
2020 年 46 巻 1 号 p. 9-14
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
都市緑地での土壌動物相の多様性と有機物分解特性の関係を明らかにするため,東京都と千葉県内のクヌギが多く植栽される緑地で土壌の化学的・生物的性質,土壌動物相,有機物分解特性の調査を実施した。その結果,都市緑地における土壌pHの上昇に伴い腐植食性の土壌動物の多様度が低下し,有機物分解が抑制されることが明らかとなった。一方で,土壌の炭素濃度が高く,土壌動物の多様度が低い緑地では,菌類・細菌類によって有機物分解が活発化していた。
緑化工技術
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら