本研究では,京都市の街区公園を対象に,1.5 m 解像度の衛星画像で算出したNDVIによって,公園内の樹冠部がどの程度抽出されるか,再現率と適合率を算出し,傾向を把握した。また京都市の街区公園内の樹冠面積率について,公園の設置年代別や用地取得別の特徴を把握した。その結果,NDVIの閾値を0.35に設定すると再現率と適合率のバランスが良く,約4割5分の公園内樹冠部が抽出された。ただし,1,000 m2未満の小さな公園では再現率が3割を下回った。また,1,000 m2未満の公園の多くは1970年代以降の開発行為で取得されており,樹木が十分に成長しきっていないために,公園内樹冠面積率が低かった。