日本緑化工学会誌
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技術報告
高速道路切土のり面における侵入木の成長抑制管理手法の実証的検証
高橋 竜一 岩田 朋子鬼束 大平立川 児太郎
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2026 年 52 巻 1 号 p. 175-178

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抄録

高速道路切土のり面では,維持管理の低減に伴い侵入木の高木化が進行し,樹木の倒伏リスクや伐採管理の負担増大が課題である。本研究では,侵入木を枯死させずに伸長成長を抑制する植物成長調整剤を用いた管理手法について,現地実証試験により有効性を検証した。その結果,植物成長調整剤散布区では無散布区と比較して7年後の植生高が61%に抑制され,伐採作業時間および発生材量も大幅に低減した。さらに,ライフサイクルコストの試算から,中長期的な維持管理費用の縮減が見込めることが示された。本手法は,植生被覆を維持しつつ,切土のり面の安全性と管理効率を向上させる有効な管理技術であると考えられる。

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