日本手外科学会雑誌
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学術集会発表論文
新しいインプラントを使用した母指CM 関節症に対する関節形成術の短期成績―従来のインプラントを使用した群との比較検討―
荻原 陽川崎 恵吉明妻 裕孝酒井 健岡崎 裕一郎工藤 理史
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2026 年 42 巻 5 号 p. 623-628

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抄録

母指CM 関節症に対する関節形成術において,従来のMini TightRope™(Arthrex 社,以下TR)は金属ボタンによる皮膚刺激が問題となる.布製ボタンを用いた新しいインプラントMicroLink™(CONMED 社,以下ML)は皮膚刺激軽減が期待され,両者の臨床成績を比較した.対象は手術33 手(ML 群15 手,TR 群18 手)で,疼痛,可動域,握力,ピンチ力,DASH スコア,画像評価などを調査した.成績に有意差はなかったが,TR 群で皮膚刺激3 例,ML 群で大菱形骨腔間距離の消失1 例を認めた.ML は有望な選択肢となりうる.

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