日本手外科学会雑誌
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学術集会発表論文
当院における人工橈骨頭置換術の中期治療成績
酒井 剛舩橋 伸司柴田 淳川口 洋平岡本 秀貴
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2026 年 42 巻 6 号 p. 823-828

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抄録

当院にて人工橈骨頭置換術(以下RHR)を施行した14 例15 肘を後方視的に調査した.修正Mason 分類はtype Ⅱ 1 例,type Ⅲ 7 例,type Ⅳ 7 例であり,使用インプラントはEVOLVE 5 例,anatomical radial head(以下ARH)10 例であった .最終調査時の平均可動域は伸展-13 度,屈曲125 度,回内82 度,回外80 度であった.術後合併症は異所性骨化2 例,尺骨神経障害1 例であり,1 例で関節拘縮に対して再手術として関節授動術を施行した.X 線学的評価ではステム周囲の骨透亮像を8 例で認め,EVOLVE 5 例,ARH 3 例であった.橈骨頚部のstress shielding による骨吸収をARH の9 例に認めたが,EVOLVE 使用例にstress shielding は認められなかった.Loose fit ステムではステム周囲の骨透亮像を認める一方で,press fit ステムでは橈骨頚部のstress shielding が認められた.RHR を行う際にはそれぞれの特徴を理解した機種選択が望ましい.

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