日本手外科学会雑誌
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自由投稿論文
上肢犬猫咬創の重症化に関与する因子の検討
堀井 倫子萩原 秀安食 孝士
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2026 年 42 巻 6 号 p. 968-970

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抄録

動物咬創は日常生活でしばしば遭遇する外傷であり,ときに重症化して治療に難渋することがある.今回,犬と猫による上肢咬創191 例を調査し,重症化した15 例の危険因子を検討した.動物咬創の重症化には,高齢者,猫による咬創,治療時期の遅れ,糖尿病の既往が関連することが示唆された.糖尿病や免疫抑制状態にある猫咬創の患者に対しては,創部を過小評価せず,受傷早期から積極的に咬創部位を開放してドレナージを行うことが,重症化を防ぐために重要であると考える.

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