熱物性
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論文
二相材熱伝導率評価におけるFEM解析によるSchulzモデル適用性検討
高阪 裕二清野 俊小川 伸太寺井 隆幸
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2014 年 27 巻 2 号 p. 63-68

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抄録
熱伝導率の異なる二相において,一方の相が他の連続相中に分散して存在する固相のバルク熱伝導率について,分散相の形状・分布及び二相の熱伝導率比が与える影響を有限要素法解析(FEM)を用いて定量的に評価した.その結果,分散相の配置,体積率,二相間熱伝導率比をパラメータとしたバルク熱伝導率との相関を明らかとし,その結果との比較により二相材熱伝導率を評価するSchulz熱伝導率モデル式の適用範囲を明らかにした.
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© 2014 日本熱物性学会
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