九州歯科学会総会抄録プログラム
第63回九州歯科学会総会
セッションID: O-6
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抜歯治癒過程のラット三叉神経節におけるSP・BDNF含有ニューロンの変化
*米谷 香織後藤 哲哉木尾 哲朗福原 栄司小林 繁山口 和憲
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抄録
SPは神経節で産生され 末梢より放出されて骨代謝を調節している。この研究では 抜歯後治癒過程におけるSPの役割を調べるため、ラット臼歯を抜去し、抜歯後3時間, 1, 2, 7, 14, 21日における抜歯窩・三叉神経節のSP, BDNF, NK1-R, Trk Bの発現を調べた。抜歯窩には3日後に炎症性細胞、7から14日後に新生骨とSP-陽性神経線維が観察され21日には骨で満たされていた。三叉神経節では 抜歯後3時間にSP, BDNF, NK1-R, Trk B陽性神経の数がコントロールより減少し、BDNF, Trk B陽性神経は1日後に、SP, NK1-R陽性神経は3日後にコントロールのレベルまで増加した。これらの所見より 三叉神経節におけるSPの発現と 抜歯治癒過程におけるSP陽性神経線維の再神経支配の 緊密な関係が明らかとなった。
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© 2003 九州歯科学会
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