情報の科学と技術
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事例報告
大学における研究データ管理を支えるルール・ガイドラインの整備
松原 茂樹
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 75 巻 10 号 p. 522-526

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抄録

研究データ管理とは,研究活動で得られる情報を適切に取り扱うことである。近年,研究者や研究グループに委ねられてきた研究データ管理を,大学が提供する研究データ基盤の下で組織的に推進することが課題となっている。研究データ基盤には,ストレージや認証などの情報基盤に加え,データ取扱いに関するルールやガイドラインが含まれる。大学の研究データガバナンスとは,こうした基盤を大学が整備し,構成員がこれを活用・遵守する仕組みを指し,その確立は研究の安全性・効率の向上や研究力強化に直結する。本稿では,推進体制の整備,データポリシーの策定,ガイドラインの運用といった具体的取組を,名古屋大学の事例を中心に紹介する。

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