2024 年 61 巻 6 号 p. 225-231
鷲尾岳地区地すべりは長崎県北部に位置し, 「北松型地すべり」に分類される。約70年間にわたる鷲尾岳地区地すべり対策の経緯について紹介する。昭和25年より, 随時, 排水トンネル工や集水井工, 深礎杭工等の地すべり対策工事が実施された。近年の抑制工追加と共に地すべり変動の沈静化が確認され, 概成となった。概成に当たって, BIM/CIMモデルを活用し対象ブロックにおける対策工効果, 今回は特に抑制工効果を, 視覚的に表現して概成の判定に活用した。