抄録
大阪層群砂質土に対して, 100~630kPaの応力範囲で非排水条件において, 歪み制御三軸圧縮試験および, 速度制御リングせん断試験を行った。正規圧密試料に対するリングせん断試験の有効応力経路は構造破壊挙動を示し, 構造破壊時の応力点は応力平面上で原点を通る直線 (構造破壊線) 上に乗った。また, リングせん断試験から得られたSteady state lineは, 三軸圧縮試験よりも低応力側に位置したが, これを粒子破砕が完全に終了した状態で現れるUltimate steady state lineであるとした。