管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌
Online ISSN : 2434-0529
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論文
植物を生産品目とした最適生産計画―鉢花の生産について―
丸山 義博
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1997 年 5 巻 1 号 p. 29-46

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抄録

1生産期間の長い植物を生産品目とし,生産計画期間を有限期間とした場合の最適生産計画問題について検討した.検討にあたり,初めに動的計画法(DP)によるモデルの定式化を行い,次にこのモデル式を事例に適用した.事例は,鉢花を生産する小農家で副品目として家族の労働力により生産しているシャコ(葉)サボテン1品目を生産する場合の最適な生産計画とした.このとき,生産費は,排反な関係にある複数の方策の間で相違する費用のみを考慮し,かつこれらの費用は生産期間中一定とした.このとき,仕上げ鉢の大きさj(j=4,5,6)の1鉢あたりの利益rj(円)の想定値と実際値で相違が生じる場合にも最適な生産計画が検討できるように,利益比Ai(=ri+3/r6i=1,2)を設定し,生産-出荷期間がt期間(1≦t≦3)のときの最適方策をA1-A2平面上に方策の番号で示した.検討で得られた結果は,1生産期間の長い生産品目の生産計画の検討に有用と考える.

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© 1997 日本管理会計学会
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