抄録
日本医師会は地域医療の中心的な役割を期待されている開業医が主な構成メンバーである医師会総合情報ネットワークの構築を進めている。本論文では,全国の郡市区医師会事務局の情報化実態状況を調査・分析することにより,医師会組織の情報化現状を把握し,その問題点を明らかにすることを目的としている。そのため,郡市区医師会事務局の情報化進展状況を,1)ハードウェア(インフラ),2)ヒューマンウェア(主に職員・役員),3)フィロソフィ(情報化の理念),4)ソフトウェア(制度や利用方法等)の4つの視点で捉えるために,平成19年1月に日本医師会・情報企画課の協力の下,実施したWebによる「情報化実態調査」で得られたデータを分析した。