抄録
経営診断は経営に個別性があるあめ存在する。経常についての諸科学の個別適応の方法である。経営診断学は経営学等の論旨のそのままの提示とは異なる。経営診断は個々の「経常上の問題点の発見」とそれの「改善案の作成」の二つから成り立つ。前者は経営の実態とかくあるべき状態きの比較から得られる。後者は経営の個別特性を基に最もよいと考えられる案を作成する。前者後者とも行う方法についての研究が大切である。経営診断学は診断という行為そのものを対象とした科学である。研究方法としてケーススタディは有力である。優れた方法が, それらから帰納して得られる。その集積が経営診断学の内容となる。