Journal of Mammalian Ova Research
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解説
エンブリオロジストの社会的地位の現状
荒木 康久
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2005 年 22 巻 4 号 p. 251-254

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抄録

不妊治療の拡大に伴い,エンブリオロジストなる新たな職種の業務域が脚光を浴びるようになって来た.これは特別なことではなく,従来この分野に精通していた医師達により開拓されたものである.しかし,顕微授精が臨床応用されだした頃より,医師からエンブリオロジストにその業務が移行してきた.本邦におけるエンブリオロジストの実情を把握することは必要でありながら情報に乏しいのが現状である.そこで,エンブリオロジストの背景,業務制限,認定制,待遇など現況を述べた.

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© 2005 日本卵子学会
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