Journal of Mammalian Ova Research
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Review (Special Issue)
手技としてのICSIの課題
栁田 薫
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2013 年 30 巻 4 号 p. 127-134

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抄録
ICSIはヒトでの成功の報告から20年以上が経過し,研究し尽くされた感がある.しかし,実際には検討が不十分で,エビデンスに乏しいところが多々ある.卵子を前培養する時の in vitro ageing,卵丘細胞をヒアルロニダーゼで除去する非生理的操作,選択される精子の資質,良質精子を回収する方法,精子-卵子相互作用に不可欠な精子不動化処理,そして,PVPや先体酵素の影響などについてである.これらの影響の一部は結果が目に見えるもので,その場合,影響を理解しやすい.しかし,結果として影響がとらえられないものについては,エビデンスがないとして考慮されない場合が多い.しかし,ICSIの質を向上させるには,明らかなエビデンスがない場合には,科学的に,あるいは理論的に正しいと考えられることを実行し積み重ねていくことが重要で,そのことがICSIの質の向上につながり,生殖医療に携わる者の使命と思われる.
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© 2013 日本卵子学会
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