京都第二赤十字病院 脳神経外科 [日本]
2018 年 4 巻 1 号 p. 39-43
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肺癌からの転移性脳腫瘍と考えられる造影病変に繰り返しガンマナイフ治療が施行された後に再増大する病変に対して,漢方薬を含めた薬物治療を施行したところ症状改善,画像上の病変縮小が認められた2症例を経験した。いずれの症例においても薬物治療開始時の造影病変は腫瘍再発ではなく放射線壊死であると判断した。同時使用した併用薬の効果も否定はできないが,漢方薬が放射線壊死に有効であったと考えられた。
日本脳神経漢方医学会誌
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