日本臨床皮膚科医会雑誌
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論文
四肢の繰り返す紫斑をきっかけに診断にいたったクッシング症候群の1例
木花 いづみ作田 隆義栗原 佑一
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2026 年 43 巻 3 号 p. 447-452

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抄録
クッシング症候群は,コルチゾールの慢性的な自律性過剰分泌によってもたらされる疾患の総称で,本邦では多くが良性の副腎腺腫による.本症では,クッシング微候としてあげられる腹部の赤色皮膚線条,皮膚の菲薄化の他,多毛,痤瘡,血管拡張,皮下出血,女性でみられる男性型脱毛など様々な皮膚症状が認められる.一方皮膚症状から本症と診断された症例の報告は意外と少ない.今回、四肢に繰り返す紫斑と下腿の潰瘍形成から,クッシング症候群と診断されたれた39歳女性症例を報告するとともに,診断までに時間を要したことに対する反省点についても述べる.
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