2020 年 40 巻 1 号 p. 115-118
目的:中間広筋挫傷後血腫に対するウロキナーゼ局所注入吸引療法について報告する.
対象と方法:2013年4月以降に直達外力により受傷し中間広筋の筋挫傷と診断され超音波(以下echo)検査およびMRIにて筋内血腫を認めた7例(全て男性)を対象とした.echo下で血腫内にウロキナーゼを注入し3日目以降に穿刺吸引した.
結果:注入時期は受傷後平均14.4日,膝関節可動域完全回復は平均35.1日であり平均37.4日で全症例スポーツ復帰が可となった.
結語:治療遷延が想定されうる中間広筋挫傷後血腫ではウロキナーゼ局所注入吸引療法は有用な加療の一つになりうる.