日本整形外科スポーツ医学会雑誌
Online ISSN : 2435-5828
Print ISSN : 1340-8577
 
上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対して自家骨軟骨柱移植と吸収性ピン固定を併用した術式の治療成績
山際 浩史望月 智晴山本 智章
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2020 年 40 巻 2 号 p. 165-168

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抄録

上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する手術の際,自家骨軟骨柱移植術(OAT:径6 mmを中心に1~2本移植)とHA/PLLA吸収性ピン固定(ピン:1~4本)を併用した14例(平均13.8歳)の成績を検討した.ピン使用部位は,病巣外側10例,近位・遠位4例であった.術後2~4週外固定の後,術後6ヵ月での投球開始を目指した.Timmerman & Andrews scoreは術前平均146が術後1年で平均191へ改善,投球開始は13例で平均8.6ヵ月であった.ピン周囲の骨透亮像を認めた1例は,8ヵ月でピンの一部を切除し11ヵ月で復帰した.病巣は全例良好に治癒し,ピンで固定した外側部分も癒合した.OATとピンの併用はそれぞれの利点欠点を補完でき,良好な成績を得たと考える.

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© 2020 一般社団法人日本整形外科スポーツ医学会
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