2020 年 40 巻 3 号 p. 245-247
日本にラグビーが公式に紹介されてから88年後,1987年に第1回ラグビーワールドカップ(以下RWC)が開催され,今年第9回RWC2019大会が日本で開催される.日本代表は,このRWCに1回目から連続で出場し続けている.そのチームスタッフにはドクターとともに“外傷・障害の予防”と“パフォーマンスの発揮”を目的としてドクター,他スタッフと連携し,スポーツ現場での健康管理に携わるトレーナー(アスレティックトレーナー)が帯同している.スポーツ医・科学のサポートが今現在も現場でラグビー日本代表を支えている.その変遷を紹介する.