都市計画論文集
Online ISSN : 2185-0593
Print ISSN : 0916-0647
ISSN-L : 0916-0647
民間開発による地区計画のある遠隔郊外住宅地の相続時の変容動向に関する研究
八王子市めじろ台住宅団地を事例にして
小場瀬 令二小林 乙哉
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2006 年 41.3 巻 p. 671-676

詳細
抄録

高度成長時代、民間開発による遠隔郊外地開発が大量供給された。その中には地区計画がかかり、居住環境の良い住宅地もある。他方バブル経済崩壊後、人口の高齢化、人口の減少、都心への人口の回帰の流れの中で、そのような住宅地で初期入居者の相続が始まるとともに、どのような変容を起こしそうなのかを調査研究を行った。八王子市めじろ台団地の事例を取り上げて、現況の人口構成の変化、土地所有状況、住宅利用状況を把握して、今後のこのような住宅地の変容を考察した。

著者関連情報
© 2006 公益社団法人 日本都市計画学会
前の記事 次の記事
feedback
Top