抄録
近年、都市の持続可能性の重要度が増しており、これまでに少なくない都市スケール持続可能性評価ツールが作成されてきている。この研究はツールの類似性と相違、および広く普及しているツールの特徴を明らかにすることを目標としている。選択された6つの都市スケール持続可能性評価ツールについて、その内容と評価事例が分析された。研究を通して、ツールはその評価対象によって3つに分類された。評価項目はツールの種類やツールが適用される地域の文脈などによって多くの点で異なり、またツールは特に定性的な評価をするときには評価の質を維持するために堅牢な評価プロセスを必要とすることが判明した。さらに、普及しているツールは米国と欧州で異なる方法で広く使われていることも判明した。