土木史研究
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加賀藩政期における犀川大橋
安達 實石原 周次
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キーワード: 江戸時代, 犀川大橋, 橋梁史
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1993 年 13 巻 p. 289-292

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抄録
金沢市内中心部を流れる犀川に架かる犀川大橋は、金沢の幹線道路の関門であり、金沢市民に親しまれている名物の一つでもある。
大橋は、加賀藩祖・前田利家が文禄3年 (1594) に架けたもので、昔は北陸街道の犀川に架かる唯一の橋として、今は国道の1日交通量3万台余を通す金沢市内の重要な橋として、その役割を果している。
明年・平成6年 (1994)、架橋後400年目を迎える歴史的な名橋である。
この大橋にまつわる加賀藩時代の出来事を、加賀藩の史料をもとに述べてみたい。
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