土木史研究
Online ISSN : 1884-8141
Print ISSN : 0916-7293
ISSN-L : 0916-7293
西田橋の築造技法と改変状況
解体調査結果から
長谷場 良二関 晃吉原 進
著者情報
ジャーナル フリー

1997 年 17 巻 p. 599-610

詳細
抄録
鹿児島市の甲突川五石橋は, 150年程前に肥後の石工・岩永三五郎が築造した江戸時代における代表的な4連又は5連の石造アーチ橋である。しかし, 1993年8月の集中豪雨による洪水で, 五石橋のうち2橋が流失してしまい, 残った3橋は, 再度災害防止のための河川改修に合わせて, 移設して保存されることになった。そこで, 移設のために実施された解体調査結果等を基に, 五石橋を象徴するものとして西田橋の築造技法と改変状況について報告するものである。
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top