土木史研究
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仙台城址御裏林の現況調査について
松山 正將花渕 健一菊地 清文佐伯 吉勝高橋 則雄
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1998 年 18 巻 p. 521-528

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抄録

仙台城 (愛称: 青葉城) とは、本丸や二の丸等を総称した平山城のことで、その立地条件の特徴として自然地形を巧みに利用した築城であることは良く知られている。本報告はその自然地形の中から本丸酉側に位置する青葉山丘陵の「御裏林」を対象に、防備性では堀切・切通を、潅漑技術ではその湧水位置と湧水量を調査し、これまでの資料と比較検討を行い、仙台城量の保全の在り方について考察する。

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© 社団法人 土木学会
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