土木計画学研究・論文集
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手続き的公正と合意形成のためのCVM
藤井 聡須田 日出男西田 悟史北村 隆一
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2002 年 19 巻 p. 99-104

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抄録

CVMがミクロ経済理論が想定する “価値” を計測しているか否かに関しては多数の疑問が投げかけられているが, 価値計測手法としての妥当性に関する論争とは全く別の論点として, 多くの人々の声を政策に反映可能であり, それ故, 政策合意形成に資するという利点がCVMにはある. この認識のもと, 本研究ではCVMに基づいて政策を決定することが人々の手続き的公正を高揚させ, それを通じて, 住民合意が形成されるとの理論仮説を措定し, これを検証するための調査を行ったところ, この仮説はデータによって支持された.

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